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only one【完】

第13章 始まり。

「お邪魔しま~す♪」




隆史が嬉しそうに、玄関に入ってくる。


私はクスクス笑いながら「どうぞ」と隆史を部屋へと招き入れた。









結局、お互い一緒に居たいと言う素直な気持ちに従った。



また隆史の部屋に戻る時間がもったいないと言うことで、
私の部屋に泊まることになった。








「ん~」とソファーに座ると背伸びをして、






「晶の部屋…久しぶり」



「こないだ来たじゃん」



「こないだは、久しぶりとか思う余裕なんてなかったし…」





あ…

そうだよね。

あの時は、本当に久しぶり過ぎて、そんな余裕はなかったもんな…





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