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only one【完】

第4章 甘い罠

確かに高木さんが言うように、彼女が居るとは聞いていない。








「…指輪」




「あぁ…」







高木さんはやっぱりと言うような顔で「ちょっと来い」と私をまたリビングへと引き戻した。




あえて拒む理由もなく、かと言って興味がある訳でもなかった。



ただ高木さんに引っ張られるような感じだった。


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