Bitter sweetな関係【短編集】
第3章 M×N♡
それからの撮影というものはあっという間に過ぎた。
いや、何されるのか不安なんだけど(笑)
嫌じゃない…といえば嘘になるけども。
あんなこといって、本当はやさ…しくないか笑
なんて俺の頭はこのことでいっぱいだったんだ。
「和、帰ろ?」
「はーい」
「ちょ、お前ゲームやめろよ」
「無理、今めっちゃいいとこ」
「俺の言う事聞かない子はどうなる?」
「知りません」
「じゃあ教えてあげる」
そう言って俺の自身を服の上から触った。
「ちょっと!!だめだって!!」
「恥ずかしいでしょ?なら素直になれよな?笑」
「…」
この人ほんとひどいよ!!
まあ…好きなんだけど。
「和、行くよ?」
そういって手を引いてくれる潤くん。
「ありがと」
俺は素直に受け取った。