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Bitter sweetな関係【短編集】

第1章 A×S♡

S side


三十分ってメールしたのはいいけど…

十五分で着いちゃった。


もちろん、お酒とかいろいろ買ってんだけど
好みとかわかるからすぐ決まった。



…まぁいいか。


ぴーんぽーん


インターホンを鳴らすけど、出てこない。



もしやと思ってドアに手を掛けると

ガチャッ

「あ、開いた…お、お邪魔します。」


とりあえず部屋に入った。



久しぶりにきた相葉くんの家は当たり前だけど相葉くんの匂い。


…それにしても彼は何処にいるの?


シャー…と水の音がする

「お風呂か…


相葉くーん、鍵、開いてたから…お邪魔してます」


そう声を掛けてリビングの方へ向かおうとしたら

ガチャ

お風呂場のドアが開く音がして


「し、翔ちゃん…」

小さく呼ばれたから振り向くと

「あ、相葉く…っ?!」



ちゅっ…


「…翔ちゃ…っ…ん…」


「ンンッ…あい…ば、くっ…ンンッ」

相葉くんの余裕のなさそうな顔が目の前にあった。



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