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補習の常連さん

第6章 甘い媚薬

見目先生視点


おい...
俺は今何をしてる...


信じられない程俊介が可愛く見える


まあ自分の生徒が可愛いのは当たり前なんだが、ここまでくると異常じゃねーか…


と、理解はしているものの
俺の暴走は中々止まってはくれないみたいだ。


「せ、先生。これちょっと恥ずかしい」


顔を真っ赤に染めて俺の顔を見詰めてくる。
俺と同じ男なのに体は少し小柄で、力のない腕で俺をどかそうとしている。


そんな仕草が更にやばくて


「気分悪いんだろ?こうしてると楽になるからちょっと我慢して。それくらいできるよな、男の子だもんな?」

「はう...う、うん」

何を言ってるか分からなくなってきた。


おちつけ、おちつくんだ俺


相手は生徒
しかも体調くずしてんだ

冷静になれと自分に言い聞かせて目を瞑った。

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