久恋。
第4章 後輩。
『…っていうわけで、明日から勧誘ブースで入部したい子は入部届け書いてほしいから、来てね~!』
小山君の説明が終わり、一年生がいなくなると、
「はぁ~っ、緊張したーっ!」
と机に伏せていると、
『村山さん、お疲れ様!』
と小山君がやってきた。
「ごめんなさいっ、私…説明うまくできなかった…」
すると小山君は私の頭をポンポン叩いて、
『大丈夫。
かみまくってた時はどうしようかと思ったけど…
まぁそんなにはおかしくなかったと思うよ?』
と言ってくれた。
一瞬フォローに聞こえたけど…
フォローになっていませんよ、小山君(泣)
私がうなだれていると、
『それはそうとして…
あいつ、
来てたね?』