ねえ、大好きなんだけど。
第3章 初めての彼氏
問題外なのは
奏真が初彼だってこと。
…好きじゃないのに。
好きになれないのに。
あたし、恋できないのかな。
なんでかな。
と。ケータイがなる。
「あ。奏真」
「はい」
[瞳~、会いたいよお]
「うん」
[いっていい??]
「うん。大丈夫」
電話が切れてから
3ぷんで現れた。
「「そうまさまぁぁぁ」」
「瞳っ」
ちゅ
「「「「「「ふぎいいぃぃぃい!!?」」」」」」
「ちょ、」
「ほら、階段の下いこ?」
みんなの前での
唇にキスはあかん。
腕を引っ張られて
階段の下に座った。
と。
膝に頭を乗っけてくる
奏真。
「あー。きもちい(´^ω^`)」
よしよしと頭をなでてやる。
犬か。ww