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ねえ、大好きなんだけど。

第4章 驚き




ぷつっ…つー、つー、つー…

突如機械音が鳴って
切れた。


「松下ッ!!車だして!!!」


「どちらに」

「当たり前じゃない!
奏真の家よ!」


「かしこまりました。
お嬢様の仕度を」


メイドが服をとってきて
髪をとかしてくれる。


奏真はごめんといった。
それは、、、別れですか?


胸が痛くて
鼻がじーんとした。


まぶたが重くて
目に涙がじわじわと
わいてくるのが分かった。


『奏真が好き』


紛れもない気持ち。
どうして。

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