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ねえ、大好きなんだけど。

第7章 七夕の日





……………へ?




いま、全然眼中になかった
人の名前が聞こえたような。



「はぁっ!?!?
ちょ、ちょっと待ってよ!
お、お母様っ、え、涼太!?

しかも、、、
結婚できないし!!!

えー!?」



「まあまあ、落ち着きなさいって。

そんなに涼太さんとの結婚が
嬉しいの?」


「ち、ちがっ、、、ただ驚いてるだけ」


「わかってるわよ。

そうね。まだ結婚できないわね。

だからその間に二人で愛を育んで
欲しいのよ?」

「あ、愛を育む…?」


「ええ。
恋人になってほしいのよ」

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