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ねえ、大好きなんだけど。

第8章 貴女が大好きで



「はい」

「ではおやすみなさいね」

「はい、おやすみなさい」

柔らかく微笑んだ彼女が見えなくなると一気に力がぬけた。


好きでいて、いい
とか
鍛えてやれ
とか。

頭の中でぐるぐる
ぐるぐるまわってく。


そして、いつのまにか
眠りに落ちていった。

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