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浮遊空母~ぼくの冷たい翼~

第45章 あとがき

「エリーの話し」

宇宙編、最初のエピソードはサイド1コロニーのロンデニオン


この頃には「逆襲のシャア」と同時期な事を明確にしていたので、馬に乗るシャアをイメージして高級ホテルの乗馬クラブをきりもりする女主人という形が出来上がった


というか、その場の思い付きで出しました


この章の冒頭、シャトルから宇宙ステーションに乗り換えるシーンを書いてるときまではエリーの設定は無かった


シンシアたちがロンデニオンに着いて、観光がてらに街を散策させているとき

「いや、ナオトは初コロニーだからオノボリさんになるだろうけど、シンシアは連れてきた立場だから何かアテがあるハズだよな」

と急遽、作り出した女将さんキャラがエリー


朴訥でほがらかなタイプ
ちょっと豊満で巨漢タイプ

個人的趣味が出たキャラクター


あとがきの冒頭ページにも書きましたが、ナオトとチョメチョメするエピソードを数回、考えていました


が、

あまり生々しいのはSFロボットものでどうなんだろう、と自制しまして(笑)


突然の雨でズブ濡れになり、ナオトの前でヌードを晒す程度にしました


個人的に好きなシーン


ふくよかな女性のあらわな姿


そして大人の余裕


いいなぁ、うらやま


そしてこのシーンはコロニー気象部の雨予定には無かった予告なしの豪雨で、一部停電させてます

これはこの暗闇の隙にネオ・ジオン総帥、シャアがやって来た、ということをあらわしています


そんな緊張感あるタイミングをつゆ知らず、ナオトはエリーに誘われてしまう


もうひとつ裏設定では


夜な夜なシンシアの夜の営みの声がエリーのベッドまで届く

何年もご無沙汰だったエリーにはたまらない


つい扉越しに聞き耳を立ててしまう

それを察したシンシアがエリーに声を掛け、部屋に招き入れる

シンシアはアンジェラという性の先生が居なくなって、新たにエリーにレクチャーを求めていく


という流れを考えていました


現実的では無さそうですが


これをきっかけにナオトも他者からのアドバイスを欲しがり、他の女性とも…

てなわけでシモンズ教官や月のダイアナとチョメチョメしてしまう


裏設定でした!


本編では匂わす程度にさらりと触れてます

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