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浮遊空母~ぼくの冷たい翼~

第45章 あとがき

「初期案の話し」


“戦うアクションものが書きたいなぁ”、とか

“ロボットものならガンダムだよなぁ”、と


いう感覚から書き始めた本作ですが、


ひとつ課していたことがあります




「●●ガンダム」みたいなものは出さない


その延長線上で


ロボットは好き、だけど人型である必要性は無い

とも思ってた


現にガンダムシリーズでも空中戦に関しては変形して飛行形態をとるわけで、じゃあ何の為に人型になるのか?


じゃあ、もう飛行機でいいじゃん!


でも、飛行機じゃ面白くない


そんなわけで、モビルスーツ+飛行機という「フリューゲル」という兵器を考えてみました


イメージはGアーマー(Gスカイ形態)


上半身、人型
下半身、飛行機


そこに空中都市のような巨大な移動基地


少年兵がそこに紛れこんでいく



そんないくつかのパーツを繋ぎ合わせて書き始めました



キャラクターのネーミングをロックバンドのミュージシャンから拝借したあたりから書いていて楽しくなってきました


戦う兵器たち


空に浮かぶ居場所


キャラクター作る楽しさ



なんとなく舞台装置が揃ってきました


書いていく自分は楽しいんですが、読者のことなどこれっぽっちも考えていないので、

たまたま開いた人がいらっしゃったら

おいてけぼりもいいところですね



これこそ、自己満足です


最初の冒頭シーンから、試験飛行の事故のくだりまでは一気に書けたと思います


途中で話しが止まってしまったのは

ナオトの事故のあと、カリマンタン島の病院のシーンあたりからですね



設定にがんじがらめになってきました……



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