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ホットミルク

第1章 マサト君

「んんっ…せん…せぇっ……!」
にゅぷっ…ちゅく…ちゅく

先生は奥まで舌を入れてきた

先生と私の唾がいやらしく糸を引いていた

逞しく締まった腕が、私の腰を撫でる
くびれから下の方へ
何かを探しているように
優しく触る先生…

触られたところがビクビクする

「あんっ…はぁぅん…!」

甘い吐息が鼻にかかる

先生は顔を赤くしていた

「…瀬乃…いきなりゴメン…。」

「…っ先生のバカ‼いきなりこんなことっ……バカ!変態‼‼」

涙が零れた
ポロポロ落ちた

その場にいられなかった


私は走って逃げた


(先生のバカ、先生のバカ、先生のバカぁぁぁっ…!)




マサト君だけの私の唇

全部マサト君のものなのに…




どうしよ……




マサト君に秘密ができちゃった…









先生とのキスは
珈琲の味がした



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