テキストサイズ

ホットミルク

第3章 罠




チュンチュン…





リリリリリリ…リリリリリリ!!







「ん…うるさいなぁ。いま何時……って、ええ!!やばっ…!もう7時!?」


アイカは急いでガバッと起き上がると

身支度をばばっと済ませて駆け足で玄関を出た


「行ってきまあすー!」

「ちょ…アイカ、ご飯は?!」

「いらなーい、ママ!」

勢いよく晴れた空の中をバス停まで走る





アイカの家から学校まで40分


現在時刻は7時30分、遅刻決定!








(んもお~あたしのバカ!)






アイカはボサボサになった髪も気にせず走った

ストーリーメニュー

TOPTOPへ