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ホットミルク

第4章 いいなり



結局、午後の授業は上の空で
マサト君にも、高橋先生と拓人先生との間に出来てしまった秘密をいうことができないまま
私は進路指導室にいた


自分のしてしまったことを振り返ると
ポロポロ涙が溢れてくる



まさか自分が拓人先生の性奴隷になるなんて思ってもみなかった



これからの学校生活を考えると
怖くて身体がガクガクと震えた


(私…どうなっちゃうの……?)




大粒の涙が机の上にポタリとぶつかったとき
ガラガラと進路指導室のドアが開いた


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