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幼なじみと○○

第1章 俺の幼なじみの。

「彼女ほしー。」

「…は?」 

昼休み、綾にそうぼやくと不機嫌そうな返事をされた。

「は?って、俺だって一人の男子高校生だよ?綾はほしいとか思わないの?」

「別に…俺にはハルがいるし」

「いやいやいや俺も綾も男だし!」

そう答えると綾はさらに不機嫌そうになった。

「(俺なんか間違ったこと言った!?)」

綾と間になんだか気まずい空気が。

「ちょ、ちょっとトイレ行ってくる」

俺はそんな空気に耐えられなくて教室を出た。

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