テキストサイズ

幼なじみと○○

第1章 俺の幼なじみの。

綾はあまり怒らない。

だが怒ると怖い、ものすごく。

「俺は悪くないし!うん」

そんなことを考えながら廊下を歩いていたときだった。

「篠田くん、ちょっといいかな?」

後ろから名前を呼ばれ振り返ると、同じクラスの安藤さんがいた。

なにやら顔を赤らめてもじもじしている彼女。
 
「(こここれってもしや!!)」

「好きです、付き合ってください!」
                      
「(キタアーーー!!待ってたその言葉を!)」

返事はもちろん、

「俺で良ければお願いします」

俺も晴れてリア充!



この時はとても浮かれていた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ