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幼なじみと○○

第1章 俺の幼なじみの。

俺はダッシュで教室に戻り綾の元へいった。

「綾!!報告したいことがあります!」

「報告…?」

報告とはもちろんあのこと。

俺は綾の顔が曇ったのに気づかなかった。

「俺!なんと!彼女が出来ました!」

「……今なんて言った?」

なぜだか綾の雰囲気が

「(怒ってる…?)」

よくわからないがもう一度言い直した。

「だから彼女ができたって…」

「………んで」

「あ、あや?」

「相手は?」

「ぇ、安藤さんだけど…」

「…あっそ」

そう言って綾は教室を出て行ってしまった

「ちょ!綾!!」

俺は綾が悲しげな表情をしているのに気がついたが、その理由はわからなかった。


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