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幼なじみと○○

第5章 失態。

翌日の朝、担任に伝えられたのは、俺が不合格だったということ。

そして、不合格は俺1人だったということ。

また、大高の補習を受けなければいけない。

しかも1対1で。

そう考えると、頭から血の気が引いた。

「綾、今日補習終わるまで待っててくれない…?」

なるべく綾に近くにいてほしい、俺はそう思った。
                 
「…わかった。図書室で勉強してるね」

「ありがと…」

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