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......の方が幾分マシだった。


水上さんの顔は、切なさを含んだ優しい顔になったのだ。



“切ない”



私はその理由を知っている。


水上さんが優しいが故の理由。


何か言葉を掛けてあげれれば、良いのだけれど、機転が利かず詰まっている内。


水上さんの歯が私の突起を捉え、下の蕾は震わされ始めた。



「ぁあああ？！」



いきなりの強い刺激。


背中が大きく反る。


それを支える様に水上さんが私の腰を抱く。


抱きながらもしっかりと刺激は続く。


震わされている蕾。


やけに滑りが良いのは、私の液か。


それとも水上さんの唾液。


分からない。分からないけれど、それがひどく気持ちいい。


ゆっくりじっくり、登りつめさせられていた絶頂。


それが、この刺激の中耐えられるはずもなく。



「んうぅ...ぁう...ッ...イ、く....んん...イ、く....」



その言葉を合図に、より一層、水上さんの動きが早まったのを感じる。


絶頂は徐々に徐々に近付き、そして



じゅぅっ！



「んっく.....！！」



強い突起の吸いとともに、私は意識を手放した。


白む視界の中、水上さんの口。


確かに



“ごめんね”



と動いていて。


水上さんの未だにある“後悔”を私は感じた。