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我慢ならず、再度確認しようとした私のおでこに突如、激痛が走る。



「っっ」



声も、出ない。


一体何が起こったのか。


痛みに耐えながらひぃちゃんを見れば、その手、発射後のデコピンの形をしており。



「っ！！！！ひぃちゃん？！」



こちらは真剣だというのになんという仕打ち。


おでこを摩りながら、きっとひぃちゃんを睨む。



「なんか近かったから。“近い”そう思ったからか、気付いたらデコピンしてたな」



意味が分からない。


近いのは貴方が顔を覗き込んだからですし。


言ってくれれば、なんだったら離れましたし。



「んな茶番はどうでもよくてだな」



どうでもよくない。


茶番でもないし、私のおでこは重症だ。