
暗闇で恋しましょう
第5章 眠れぬ夜は
考えては諦め、考えては諦め。
そんなことをしていれば逆効果も逆効果。
目が冴えてくる冴えてくる。
だからといって、再度寝転がっても、寝るという意識が強過ぎて、逆に寝れず。
もう私、今日は一徹覚悟かな....
はぁと溜息を吐き、諦めかけたその時。
「......寝れねーのか」
掛けられた言葉。
紛れもなくひぃちゃんなのだが、すっかり寝ていると思っていいたためにどきりと胸が鳴る。
「う、うん。ちょっと、なんか気が張っちゃって」
「........」
「......?ひぃちゃん?」
「.......」
返事が、返って来ない....
寝言にしては、はっきりしてた気もするけど、やっぱり寝ている?
確認するため、そーっと背を向けてるひぃちゃんに近付く。
顔を覗けば、すっかり暗闇に慣れてしまった目がひぃちゃんの目とばっちり合う。
「..........」
「..........」
目と目が合い、数秒。
がっと頬を掴まれる。
「......いふぁい」
「.....なに顔近付けてんだ」
目と目が合った男女がすべきことなんて、1つしかないじゃないですか。
そんなことをしていれば逆効果も逆効果。
目が冴えてくる冴えてくる。
だからといって、再度寝転がっても、寝るという意識が強過ぎて、逆に寝れず。
もう私、今日は一徹覚悟かな....
はぁと溜息を吐き、諦めかけたその時。
「......寝れねーのか」
掛けられた言葉。
紛れもなくひぃちゃんなのだが、すっかり寝ていると思っていいたためにどきりと胸が鳴る。
「う、うん。ちょっと、なんか気が張っちゃって」
「........」
「......?ひぃちゃん?」
「.......」
返事が、返って来ない....
寝言にしては、はっきりしてた気もするけど、やっぱり寝ている?
確認するため、そーっと背を向けてるひぃちゃんに近付く。
顔を覗けば、すっかり暗闇に慣れてしまった目がひぃちゃんの目とばっちり合う。
「..........」
「..........」
目と目が合い、数秒。
がっと頬を掴まれる。
「......いふぁい」
「.....なに顔近付けてんだ」
目と目が合った男女がすべきことなんて、1つしかないじゃないですか。
