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暗闇で恋しましょう

第34章 これからも…………なんて

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誰か、迅速且つ簡潔且つ冷静に、今の状況を私に説明してほしい。


だって、何度整理しても理解が追いつかないんだ。


座っているのはベッド。


ふかふかの、ベッド。


固くない、ベッド。


そして目の前に広がるのは、なんとも素晴らしい夜景。



本当、なんなんだろう………この状況



あまりにも現実味が無さすぎる。


加えて耳を擽るのはシャワーの音。


ひぃちゃんが、浴びている、音……



「…………〜〜〜〜」



ぼふんと音を立て、ベッドに倒れる。


その上で、ごろごろ右往左往する私。


枕を顔に当て、足をバタバタ。


“ひぃちゃんがシャワー”


その響きだけで、なんともいろんな妄想が駆け巡る私の脳内。

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