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ーーーーーーイった。


軽くだが、確かにイった。


口を離し、少し身体を離せば、はっきり見える淫らな杏。


口に収まり切らなかった唾液。


キスの際に乱れたバスローブ。


そこから見える尖った先端。


乱れた息を整えるため、上下する肩。


そのどれもが俺を煽るに、事足りすぎている。


再度覆い被さり、触るは濡れた蜜所ーー


に到達する前、抵抗とは程遠い力で肩を押される。



「は、は……ひぃ、ちゃ、ま、って……今、イった、ばっか………っ……」



涙目でどうにか俺を止めようと必死の杏。



「………………杏」

「ひぃちゃ」

「ごめん」

「ひゅっ………」



杏の耳元、囁き、ぐちゅんと音を響かせ、俺は杏の蜜所に指を挿し入れた。


喉を鳴らし、ぱくぱくと口を動かす杏。


苦しそうなのに、蜜所はもっとと言うように俺の指を締付ける。