テキストサイズ

肉食系な彼氏。

第2章 学校に迷い込んだ狼

三分前……



SHRが終わり、授業までの間に
短い休憩がある。

あたしはいつものように
次の授業で使う、
教科書とノートを机に出し
優斗と喋っていた。


「あっ、美桜ちゃん!」


後ろから誰かに呼ばれ
振り返ると2-Aの榊原先輩が
手を振りこちらに歩いてくる


「榊原先輩!?」


あたし達は1年生で
2年とは校舎が別だから
わざわざ先輩がこちらの校舎に来る理由がわからなく戸惑う


ストーリーメニュー

TOPTOPへ