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斉藤太一です

第3章 大人って・・・つまらないね


少しずつ
飲んでいたコーヒーが
カップから無くなると


君は
急に立ち上がって



「帰るね」



って

言ったね








また来てくれる?


次は
いつ会えるのかな


あのコンビニで会えるのかな






君の名前は

なんなのかな・・・・






「帰るね」




そう言われた瞬間に

僕の頭の中は
質問だらけで
いっぱいになったんだよ




その中の
ひとつさえ


僕は
言えなかったけど





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