斉藤太一です
第19章 最終章・・・そんなのいらない
かすみは
僕の隣で
枕に
半分顔を埋めて
眠りに落ちている
あれから
もう・・10年
しずくは
もう
高校生で
明日17歳になる
僕が
かすみと出会った
歳と同じ
17歳
しずくは
小さい頃と
変わらず
明るくて活発
そんなところが
特に
僕とは似ていない
当り前なんだけど。
寝てしまった
かすみの隣で
僕は
さっきまで
見ていた
アルバムを閉じた
そして静かに
かすみの隣に
添い寝をして
かすみの
髪や
頬をなでる
あれから
ずっと
変わらない
こうすると
僕は
幸せな気分になって
眠くなるんだ
もうすぐ
夜が明けそうな
そんな時間に
僕は
眼鏡を外して
目を閉じた
かすみが
起きてしまわないか
心配になったけど
僕は
かすみを
優しく
抱きしめて
やっと
眠りに落ちた
僕の隣で
枕に
半分顔を埋めて
眠りに落ちている
あれから
もう・・10年
しずくは
もう
高校生で
明日17歳になる
僕が
かすみと出会った
歳と同じ
17歳
しずくは
小さい頃と
変わらず
明るくて活発
そんなところが
特に
僕とは似ていない
当り前なんだけど。
寝てしまった
かすみの隣で
僕は
さっきまで
見ていた
アルバムを閉じた
そして静かに
かすみの隣に
添い寝をして
かすみの
髪や
頬をなでる
あれから
ずっと
変わらない
こうすると
僕は
幸せな気分になって
眠くなるんだ
もうすぐ
夜が明けそうな
そんな時間に
僕は
眼鏡を外して
目を閉じた
かすみが
起きてしまわないか
心配になったけど
僕は
かすみを
優しく
抱きしめて
やっと
眠りに落ちた