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斉藤太一です

第2章 斉藤太一です

君は



毎日のように

あの場所に
座っていたね





煙草を吸っているのも

見たことが
あるよ




いったい
いくつなんだろうと


僕は
思っていたんだよ






会社の帰り


君を見かけるたびに




気になって
こっそりと
見ていたんだ




たまに
目が合うと


君は
僕を睨みつけていたね







君は

時々
同じくらいの
歳の子達と一緒に


同じ場所に
座っていたね




あれは


友達だったのかい?





それとも


知り合い?





友達って・・・・





なんなんだろうね





本当の
友達って・・・










どうゆうものなんだろうね

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