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斉藤太一です

第2章 斉藤太一です

今日は


雨だね





雨が降っていると

違う場所に
行ってしまうのか


君を
見ることができなくて


僕は
ちょっと
寂しいんだよ



でも



もしかしたら
家に
帰ったのかもしれない



それなら


ちょっと
寂しいけど




僕は
ほっとするな





あの

赤い口紅を
落して


あの

つけ睫毛を
外して




あの

長い爪も
外して





ベットで
眠ったり

しているんだろうか





それなら






僕は




ほっとするよ




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