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斉藤太一です

第9章 あたし・・・帰るね

そのあと



いつものように


まるで
何もなかったように


2人で
なんでもない話をして
時間を過ごしたよね




でも



僕は
どこか

ショックを
引きずっていて





君は
どこか

いつもと様子が変で






なんとも
ぎこちない
空気が

流れていたね






せっかくの

かすみとの
大切な時間だったのに




なぜか




その日

どんなことを
話したのか




僕は





どうしても

思い出せないんだよ・・・。


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