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理香「慶一郎」

慶一郎「…それは無理」

理香「何で？さっきまでは出来たじゃん
大丈夫だって」

慶一郎「…ごめん」


頑なに拒否する慶一郎
だけど理香の方もなかなか折れず…


理香「彼女に悪いとか思ってるの？なら
心配する事ないって、彼女だってどうせ
浮気してるって」

慶一郎「結衣はそんな事しない」

理香「どうしてそう言い切れるの？女だ
って平気で嘘つくのよ」

慶一郎「…」

理香「どうせ会社の上司と浮気してるっ
て」

慶一郎「違う…」

理香「慶一郎、女は彼女しか知らないん
でしょう」

慶一郎「！！」

理香「かわいそう…もっと上手く遊べば
いいのに…」

慶一郎「やめろ…」

理香「大丈夫、私、口堅いから」


そう言いながら
慶一郎にキスしようとする理香
だけど酔いも醒め目の前にいるのが結衣
ではなく理香と気づいた今
もちろん…


慶一郎「これ以上軽蔑させるな…」

理香「！！」

慶一郎「理香とはこれからも友達でいた
い…」

理香「…」