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第15章 発覚



結衣「あの、産婦人科って」

医師「深沢さん、妊娠してますよ」

結衣「妊娠!?」

医師「まず間違いないとは思いますけど
産婦人科できちんと診てもらってくださ
い、これからの為にも」

結衣「…」

医師「産むなら産むでちゃんと産婦人科
に通院しないといけないしもし下ろすな
らなるべく早い方がいいですから」

結衣「…わかりました」


思い当たる節はある
倦怠感、気持ち悪さ、吐き気
確かに月のものも珍しく何ヶ月か遅れて
いたし

だけどまさか
妊娠していたとは…


結衣「ありがとうございました…」

慶一郎「結衣」

結衣「慶ちゃん…」

慶一郎「どう、大丈夫だった?」

結衣「…それが」

慶一郎「何、もしかして重病!?」

結衣「それが…産婦人科を受信してって
言われて…」

慶一郎「産婦人科、えっ」

結衣「ま、まだ妊娠してるかはわからな
くて、だから」

慶一郎「おめでとう!!おめでとう結衣
ありがとう!!」

結衣「えっあっ、うんっ」

慶一郎「子供か、楽しみだな~」

結衣「…」


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