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第15章 発覚



あれから
数ヶ月が経った頃
結衣の体にある異変が起き始めていた
それは…


結衣「…ごちそうさま」

慶一郎「えっ、もう食べないの?」

結衣「なんか食欲なくて…」

慶一郎「大丈夫?」

結衣「なんか怠いし気持ち悪い…」

慶一郎「明日、会社休みだし病院で診て
もらったら」

結衣「…うんっ」


気持ち悪さ
気怠さ、倦怠感など
一晩経てば治ると思ったが一晩経っても
治る事はなく逆に悪化する一方で
最終的には…


結衣「うぅっ…ゴホッゴホッ…っ」

慶一郎「結衣…」

結衣「…っ、ごめん、うぅつ」

慶一郎「全部吐いて」

結衣「ゴホッ…ゴホッ…」


吐き気を模様し
食べた物も全部吐いてしまい
慶一郎の肩を借りないと立ち上がれない
一人では歩けないほど
弱っていた


慶一郎「結衣、もうすぐ着くから」

結衣「…ぅんっ」


どうにかこうにか
病院にたどり着き診てもらうと
医師からは想像もしていなかった驚きの
診断結果を伝えられた

それはなんと…


医師「深沢結衣さん、ですね」

結衣「…はいっ」

医師「うちの科では詳しい診断が出来な
いので産婦人科を受信してください」

結衣「は?」


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