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第4章 同じベッドで



結衣「いらっしゃい、暑かったでしょう
早く入って」

慶一郎「お邪魔します」


今日は日曜日
結衣はお休みだったが
生憎、慶一郎は仕事で仕事終わりに少し
会う事にした


結衣「お疲れ様、ビールどうぞ」

慶一郎「ありがとう」


ビールを注いだり食事を取り分けたり
一緒にご飯を食べたりして
新婚気分だった


慶一郎「あっそうだ、これっ」

結衣「何?」

慶一郎「いくつか気になる物件見つけて
きたから」

結衣「ありがとう」


すごく幸せだった
大好きな人と一緒にいられて
だから、あの日の事は早く忘れなければ
いけない

そう思うのだが…


慶一郎「ふぅ…」

結衣「…」


ビール片手にベッドに腰掛けた慶一郎
何気ない、いつもの行動だが
そのベッドは…


結衣「…」

慶一郎「結衣?」

結衣「…」


そのベッドは自分が篤と…


慶一郎「結、衣」

結衣「…!!」


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