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第4章 同じベッドで



慶一郎「何かあった?」

結衣「別に」

慶一郎「本当に?」

結衣「本当、ただ疲れてるだけ」

慶一郎「ならいいけど」

結衣「…」


嘘をついてしまった
慶一郎に対し初めて嘘をついた
あんな事があったなんて言えるわけなか
ったが
言わない方がいい
この幸せを壊さない為にも…


慶一郎「結衣…」

結衣「んっ…ぁ…慶ちゃ…ンッ…」

慶一郎「結衣」

結衣「ぁんっ、ンッ、ん…」


優しい声
大好きな人の声
何度も名前を呼ばれながら
優しくキスをし自分の体に触れてくる

女の子みたいなかわいい手
あの人とは違う


結衣「!!」

慶一郎「結衣…」

結衣「…」


考えちゃいけない
だけど体はしっかり覚えていた


慶一郎「結衣…結衣、好きだよ…」

結衣「あっ!!あ…ンッ…」

慶一郎「…」


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