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第7章 招かれざる客



篤「…」

結衣「…どうしたの」

篤「いや…」


玄関先に視線を向けたが
何も言わず結衣から離れようとした篤
だけど…


結衣「…っ」

篤「?」

結衣「もう少し…このまま…」

篤「…うんっ」

結衣「…」


余韻を確かめるように
篤の胸板に頬を寄せ目を閉じた結衣

そんな結衣の頭を篤は優しく撫でながら
残り限られた二人の時間を
静かに過ごした


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