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第5章 さよなら

亮とすばるくんと別れ、数ヶ月後





僕は高認試験を受けて無事に高校卒業の資格を取った





青「やったぁ!雛ちゃん!」





紫「よかったなぁ」





黒「これから大学やろ?」





青「おんっ」





紫「…親には報告したんか?」





青「してへんよ」





こっちに帰ってきてることすら連絡してへん





会いたくないねん





やから、家を出た





頼れない、頼りたくない





その気持ちでいっぱいやった





黒「おい、雛、ヤス」





そんな中の出来事やった





黒「このモデルめっちゃイケメンやない?」





滅多に買わないメンズ雑誌を買ってきたヨコちょが言った





紫「珍しいやん、あんたがそんなん買うなんて…」





黒「いや、この雑誌に俺の店の服が出るから買ってん。ほれ、こいつ。」





ヨコちょが経営する服屋さんが衣装提供したらしくて嬉しくて買ったんやって





紫「どれ、この子?うわぁ、カッコええな」





雛ちゃんもそういうから気になって雑誌を見た

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