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第6章 一歩

高認試験を受けて一年が経ち…





お金も貯まってやっと行きたかった東京の大学へ進学することができた





僕の進学と同時にヨコちょのお店が東京に移り、その為、雛ちゃんも東京の会社へ異動した





青「…亮…」





右肩に刻まれた龍を見ていつも亮を思い出す





僕は変われたんかな…?





青「見て!スーツ!どぉっ?」





黒「…ずいぶんダボダボやな」





青「雛ちゃんの借りたんやもん…」





今日は大学の入学式





スーツ買うお金がなかったから雛ちゃんからスーツを借りた





青「むぅ!行ってきます!」





紫「あーぁ、かわええ娘が怒ってもうたな」





黒「べ、別に、ええやんけっ」

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