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第6章 一歩

学校へ着いて入学式を終える





皆初々しくて若くて…





青「ええなぁ…」





僕はもう今年で21になるのに…





入学式を終えて、色々説明も受けて僕は一人、喫煙所にいた




自販機で買ったイチゴオレをテーブルに置いてタバコを吸う





青「やめなあかんなぁ…」





こんなん吸っててもええことないし、無駄に高いし





この箱で最後にしよう…





「あの…」





青「はい?」




声がした方に顔を向けるとそこには驚くほど背が高くて、かなりのイケメンさん





「一本…もらってもええですか?」





青「あ、どうぞ」





イケメンさんにタバコとライターを渡した





「ありがとうございます」





イケメンさんはタバコも似合うんやなぁ…





亮とは違い王子様みたいな彼





「入学式だったんですか?」





青「えっ?あ、あぁ、そうです」





「あ、年下か…」





青「僕、成人しとるんやけど…」





「え!?嘘やん!入学式言うたやん!」

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