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第7章 彼

緑「久しぶり!」




「遅いねん!何分待ったぁ思うてんねん!」





緑「ごめん、ごめん」





…え、





「…ヤ…ス…?」





青「亮…」





目の前にはタバコ片手に驚いた顔の亮





あれから数年、少し大人になってた





黄「な、何してんねん!何で大倉と一緒やねん!」





亮は僕の目の前に来てそう言った





背ぇ伸びたんやな…





緑「え?ちょ、亮ちゃん知り合い?」





青「っ…」





黄「ヤスっ!」





思わず走ってお店を出る





すばるくんといい、亮といい





何で…?





会いたくて、会いたくて、でも会いたくなくて…





「ちょ、ヤスどしたん?」





青「ヨコちょぉ…っ、…きぃくっ…」





黒「章大、どした?」

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