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第7章 彼

バンっ!!!





青「っ!」





あれから数日…





なんとか精神も落ち着いてきて、元の生活を送っていた





大倉くんとも…うまくやれてる…と思う





そんな時やった





「え!?」





「なんでうちに?」





騒めく教室





「ちょっと!今講義中だぞ!」





「すんません。教授の講義を聞きたくて急いで来たんですわ」





「そ、そうか。座れ」





恐い顔して僕の方に歩いてくる…





「久しぶりやな…ヤス」





ドスの効いた低い声で亮は言った





授業に集中しようと亮の言葉は無視した





黄「まぁ、ええわ。後でじっくり話そ」





そう言うと亮はノートとペンを出し、黒板の文字を写し始めた





真面目に聞くんやな…





と、思ってちらっと様子を見るとそこには訳の分からん絵が描いてあった





そういえば前にすばるくんと僕と三人で絵描いてたなぁ…





懐かしい…と思ってまう





あかん、集中せな…

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