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第8章 揺れる

緑「ほな、たまに会ってこうしたい…」





俺も今は彼女と別れられへんし。と大倉くんは付け足した






青「お、おん」





とことん甘えてくる大倉くんに不覚にも可愛いと思ってまう





こういうとこ、年下って感じがして優越感がある。普段は僕が年下って感じやし





青「僕、ご飯作るで。大倉くん、何がええ?」





布団から出てとりあえず落ちてる服を適当に羽織る





緑「んふっ、彼シャツやぁ」





僕が羽織ったのは大倉くんの白いシャツ。大きくてブカブカ。僕が着るとロングシャツみたい





緑「かわええ」





青「分かったから、何食べたい?」





緑「和食がええ」





青「今作るな?」





バカでかいオシャレなキッチン行き、朝ご飯を作る





大倉くんほど完璧にはできひんけど、僕も一人暮らしやし、自炊はする





緑「ヤス」





朝ご飯を作ってると大倉くんが後ろから抱きついてきた





緑「んー、ええ匂い」





青「もぉ、料理しにくいやろ?」

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