悪魔的ドクター
第7章 心配
それからは
やっぱり先生の帰りは遅くて…。
あたしを抱き締めた事も
曖昧なままになった。
━━━…2日後
夜の9時。
今日も帰りが遅いんだろうと
いつも通り1人で夕飯を食べ
掃除・洗濯を済ませ
シャワーを借りる。
最近妙に普通になってしまったこの生活。
居候の身で図々しく思いつつ
居心地が良くなってしまってる。
これは
マズイ。
だけど先生は確かに
『気にするな』って言ってたし
たぶんそれは本当なんだろうと
素直に受け止める事にした。
イマイチ抱き締められた理由は知りませんが…。
先生の好意に甘え
今に至る。
「待ってる訳にはいかないか…」
疲れてるのに
余計な気を使わせたら悪いしね。
そんな事を考えつつ
あたしはドライヤーで髪を乾かした。
と、ちょうどその時。
ガタガダガタ…
どこからともなく
何かが落ちるような
物が当たるような
そんな音が部屋中に響き渡った。
「ど、泥棒!?」
ドライヤーを元の位置に戻し
あたしは恐る恐る洗面所から出て廊下を歩く。
どこから聞こえてきたのか
よくわからない。
取り敢えず
玄関へと向かってみた。
やっぱり先生の帰りは遅くて…。
あたしを抱き締めた事も
曖昧なままになった。
━━━…2日後
夜の9時。
今日も帰りが遅いんだろうと
いつも通り1人で夕飯を食べ
掃除・洗濯を済ませ
シャワーを借りる。
最近妙に普通になってしまったこの生活。
居候の身で図々しく思いつつ
居心地が良くなってしまってる。
これは
マズイ。
だけど先生は確かに
『気にするな』って言ってたし
たぶんそれは本当なんだろうと
素直に受け止める事にした。
イマイチ抱き締められた理由は知りませんが…。
先生の好意に甘え
今に至る。
「待ってる訳にはいかないか…」
疲れてるのに
余計な気を使わせたら悪いしね。
そんな事を考えつつ
あたしはドライヤーで髪を乾かした。
と、ちょうどその時。
ガタガダガタ…
どこからともなく
何かが落ちるような
物が当たるような
そんな音が部屋中に響き渡った。
「ど、泥棒!?」
ドライヤーを元の位置に戻し
あたしは恐る恐る洗面所から出て廊下を歩く。
どこから聞こえてきたのか
よくわからない。
取り敢えず
玄関へと向かってみた。