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R:ラブデビゲ

第5章 熱と緩流

「誰だ―――――――!!」


デビは、黒い瞳を赤く輝かせ!!




私達を見てしまった生徒を…空中に固め、睨む!!




「んっ!――――…苦しい」



見てしまったのは…


男子生徒で――――…



どこか見覚えがある…




「おい―――――…何故、結界に入れた!!


お前は…何者だ―――…」




デビは、ギリギリと…魔力で男子生徒を締め上げる!!



「…く…苦しい―――…止め…」




私は、悪魔本来の力を使うデビに―――――…我に返る!!





「デ、デビ!!ダメ――――!

――――――――止めて!!」




デビは、機嫌が悪いのか…私を睨み付ける!!



「!!記憶!!消せるから!!止めて!!」



私は、デビの腕にしがみつき!!



首を締める仕草を止めにかかる!!




「うるせえ!!修汰といい、コイツといい!!毎回、毎回良いところで邪魔しやがって!!

このまま――――…麻実の処女膜ぶち破れたかもしれねーのに!!腹立つ!!」


「///キャー!!何、言ってるのよ!!
むしろ、私は助かったわよ!!彼に大感謝だ!バカ悪魔!!」



私は、自分が…流されまくったことに今気がつき…


焦っていた――――――!!




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