R:ラブデビゲ
第5章 熱と緩流
長内君を包んでいた靄が…
すゎ〜〜…っと…消えた…
「!!な、長内君―――!?」
靄が晴れると…そこには、
長身、イケメン、長い髪はさらさらで――――…
メガネも、おしゃれメガネ!!
学ランがメチャクチャ似合う好青年が立っていた!!
「ど〜よ、完璧!!脱いだら腹筋割れてるし、セクシーなエロい体だぞ!!」
デビは、どや顔で長内君を見せる!!
「デ…デビ!!何、勝手に魔力つかってるのよ!!長内君、別人じゃない!!」
私は、長内君をデビから放し、異常がないか体をペタペタ確認した!!
「あ…え?入川さん、俺…変わったんですか?マジですか?腹筋!あれ、視界が高い!!入川さんを見下ろせる!?」
長内君は、おろおろしながら、顔を触ったり!体を触ったり!自分の変化に驚いていた!!