R:ラブデビゲ
第6章 純愛と勇気
私は慌てて長内君の口を押さえたが…
間に合わなかった――――…
青白い靄が…長内君を包むと…
リナちゃんと私の目の前で…
元の―――…冴えない容姿に戻っしまった…
「――――――…長内…が…
変身した―――――――!」
リナちゃんは、長身でイケメンの長内君から…
背の低い…モッサリ…ガリガリの長内君に…目と口を開けて…驚いていた!!
「あっ―――…ぁ…!ヤッタ――――――!!戻った!戻りましたよ!!入川さん!何でですか!?」
私は、呪いが解けたと喜ぶ長内君の肩を掴み!慌ててた!
「バカ!ど〜して、リナちゃんの前で喋っちゃうのよ!!
呪いが解けたって!喜べないよ!!
長内君……///不能になっちゃったかもしれないんだよ!!」
キョトンとしている長内君…
大吹君に襲われた事に…パニックで…私に何を言われているか解らないらしい…