R:ラブデビゲ
第6章 純愛と勇気
「ち…違う―――――…あんなの…モテモテじゃ…なぃ!
ヒィィィ!!痛い〜〜〜〜!!」
「違う?ハハハハハハハ!
だよな〜?長内は……一人にモテればそれでよかったんだもんなぁ〜」
私は…デビの冷たい表情に…ゾクッとした――――…
「…長内――――――…モテモテタイムで…お前になびかなかったヤツだ〜れだ?」
長内君は、ビクッと体を固くして――――――――…
私を見つめ……
視線を横にずらす―――…
「え―――――…ぁ…私?」
リナちゃんは、デビの発言と…長内君の視線に…ゴクリと息を飲む―――――…