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R:ラブデビゲ

第6章 純愛と勇気

デビは、長内君の股間から足を離すと……


足を蹴りあげた……



「いっ!痛い!ぅう゛がぁ!」




長内君は、床を転げ回る…


「…な…長内君…あなた…
リナちゃんの気を引くために…こんな事を――――…」



ぜぃぜぃ…と、痛みで息を切らす長内君に……私は…呆れていた…



が…私だって…



小笠原先輩を振り向かせたいと思ったら…




こんな下らない事…願ってしまうかもしれない……




「――――…阿久津先生…な…何で―――――――…リナさんには…効かなかったんですか…?」




デビは、長内君を見下ろし…



「…お前の意図が解ってたし…

俺は、悪魔だぞ―――――…

何故に契約者でもないお前の願いを叶えなければならん…ん?だろ?

しかも、くっだらね〜クソ見たいな願いだったし…

いい暇潰し―――――だ…」



私は、いつもと違うデビに…


どうしていいかわからず…立ち尽くす―――――――…


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