R:ラブデビゲ
第6章 純愛と勇気
「悪魔との約束に歯向かったんだ――――――…
お前の童貞ちんこは…二度と女は抱けね〜から、覚悟しろ――――――…バーカ」
長内君は、股間を押さえ…ナワナワと震えだした―――…
「///そ…そんな――――…
僕は…僕は―――――…
リナさんが…気にかけてくれる…そんな存在感が…欲しかっただけ―――…
リナさん…に…意識して欲しかっただけ―――…」
長内君は、股間を押さえながら…ボロボロと涙を流して…
デビを見つめる―――――…
「…悪魔に頼った僕が悪かった―――――――…
それでも――――…
リナさんの…記憶や視界や会話の中に――――――…
僕を…入れたかった―――…
それだけで…よかった―――…」
長内君は…ボロボロと涙を流しながら…リナちゃんに手を伸ばす―――――――…
「長内…は、私が“好き”なの―――――――…?」
現状に体を固くしていたリナちゃんが…
長内君の…伸ばされた手を睨む―――――――…
「…は......ぃ…
好き…。
好きです…
好き…デス―――――――‥」
長内君は…震えながら…
リナちゃんに…告白をする…
遠回りな…告白…
でも――――――――…
ちゃんと…長内君は…伝えた――――――――…
「リナさんを…
守れる男に――――…なれなくて…
ヘタレな男で――――…
スミマセン…」