R:ラブデビゲ
第1章 召喚手違い
家に帰り……
ポテチを手に取り―――…
自室に入る――――…
ふと……ベッドの隣の台に…
一週間前に借りたあの本が…“お〜い!読めよ〜”と言わんばかりに…鎮座している…
「///…先輩に…内容聞かれたら……ちゃんと答えられるようにしないと!!
今日は…会話が弾まなかったからなぁ…
やっぱり、共通の話題って!!大切よね……実感したわ!!」
私は、本を手に取り―――…
パラっと表紙を開いた――…
「……注意事項――――…?」
表紙を開くと…初っぱなから注意事項が目に入ってきた……
「おお〜…いかにもって感じだ〜〜〜〜…」
私は、注意事項を流すように読むと…
次のページを鼻歌まじりにめくる…
おまじないの本だけあって…
かわいい内容が多かった…
探し物、腹痛を治す、早起き―――――…
読んでて「へ〜」と、声をあげていた…